備蓄食料の適量がわからないから災害時を想定して1週間過ごしてみた

防災用に食糧を備蓄しておこうと思ってもどれだけの量があればいいのかイマイチわからない。

いろいろなサイトで「これだけの量が必要ですよ!」とは書かれてるんですけど、ほんとにこんなに必要なのかなとも思ってしまいます。

僕は毎日同じ食事でも大丈夫な人間なので、防災用にあれやこれやそろえてメニューを考えることの方がストレスかかりそうです。極力ストックは少なくしたいですし…

そんな「備蓄食料どれだけあればいいかわからない」問題、最低これだけあれば大丈夫という量が分かれば不安もなくなるはず。

自分にとっての最適解・最小限の備蓄食料が知りたいと思って、普段から備蓄してある食料で1週間過ごせるのか試してみました。

僕の属性は以下です。

  • 30代中盤、男性、痩せ型
  • 基礎代謝:1,408kcal

基礎代謝はアップルウォッチからデータを取得しました。基礎代謝はこちらのサイトで計算できます。

1日の食事量

備蓄食料1日分

1日の食事量はこんな感じで落ち着きました。

食べる食料は普段から家にあるもので、電気が止まることを考えて常温で保存可能なものだけにしました。

備蓄食料カロリー
えいようかん1本:171kcal
えいようかん(チョコ味)1本:197kcal
サバ缶1個:268kcal
袋麺1袋:377kcal
切り餅1個:113kcal
おやつ(スニッカーズ)1個:97kcal
プロテイン1杯:100kcal
マルチビタミン
合計1,323kcal

計算すると合計で1,323kcalになります。

基礎代謝をちょい下回るぐらいの食事量で、数日は空腹感があったけどすぐに慣れました。僕は痩せ型でどちらかというと”太らないことに悩む”タイプなので空腹には強いんだと思います。食事量は誰の参考にもならないかも…

毎日お湯を沸かして白湯を飲んだり、コーヒーも飲んだりもしました。

人間3週間なら水だけで大丈夫というサバイバルの法則(3・3・3の法則)もあるので、食料があればボーナスなのかもしれません。サバ缶だけあれば何とかなるような気もしてます。

僕は毎日同じ食事でも気になりません。それどころか「献立考えるの面倒なので毎日同じ食事の方がいい」ぐらいに思ってるので、いろいろなメニューを食べたいという人は防災用のアルファ化米のセットなどを備えておくと安心です。

水は1日3L以上必要

なんとなく「1日2Lぐらいあれば充分だろう」と思ってたけど足りなかったです。

1週間で使ったペットボトルは2L×7本と600ml×11本でした。(約1日2.9L)

シャワーは3日に1回にしたし食器もほぼ使わないような生活でしたけど、最低でも2.5Lは欲しい。我慢せずに水が飲める状態だと3Lは必要でした。(2Lを飲料水、1Lを生活用水という割合)

米を炊くとか調理する場合の生活だと3Lでも足りないかと思います。

ペットボトルでシャワー・蛇口(水道)を作ると便利

水のペットボトルを有効活用してシャワーや蛇口(水道)を作ると便利でした。

ペットボトルはそのまま使うと水の出を調整するのが至難の業。ドバドバ出てもったいないし、片手が塞がるので手を洗う時に不便です。

ペットボトルでシャワーをつくる

ペットボトルシャワー

ペットボトルのフタに穴を空けるとシャワーのように使えて節水になります。

僕はマルチツールを使って穴を空けました。

ペットボトルシャワーの使いみちは

  • 頭を洗うシャワー
  • キッチンペーパーに吹きかけてウェットティッシュにする

という具合に「ちょこっとだけ水が欲しい」時に活躍しました。

特にキッチンペーパーでウェットティッシュを作ろうとした時に、ペットボトルの口からそのまま水をかけようとすると出過ぎたり1箇所だけ濡れるだけだったりと使いにくかったので、少しだけ水が出るのは想像以上に便利です。

ウェットティッシュがあれば手を拭いたり、体を拭いたり、食器を拭いたりと大活躍します。

↓詳しい作り方は警視庁災害対策課のツイートが参考になります。

ペットボトルで蛇口(水道)をつくる

ペットボトル蛇口

ウェットティッシュで手を拭いてもいいけど、直接水で洗いたいときもあります。

ペットボトルシャワーだと片手が塞がるので、蛇口(水道)もあると便利です。

ペットボトル蛇口は500mlよりも2Lの方が水圧がかかって使いやすそうですね。僕は600mlのペットボトルで作りましたけど、半分ぐらいまで水が減ると水圧が弱くなりました。

詳しい作り方はこちら(警視庁HP:ペットボトルで作る簡易蛇口)が参考になります。

鍋は湯を沸かす専用にしないと洗い物が増えて大変

お湯が沸かせるようになるとコーヒーを飲んだり白湯を飲んだりラーメンを食べたりと色々はかどります。

鍋でなんでもやろうとすると汚れて洗う水がもったいないので、鍋はお湯を沸かす専用にした方がよかったです。

切り餅を茹でたあとにキッチンペーパーで拭いただけだと、カピカピになってしまいました。

サバ缶の容器が活躍

余ったサバ缶の容器が活躍しました。

バーナーに直火で使えるので切り餅を戻す専用容器にしました。

熱くなるのでプライヤーやペンチなどのつかめる道具があるとよかったです。

ペットボトルは2Lより500mlサイズが使いやすい

アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル(600ml*24本入)
600mlの水ペットボトル

2Lのペットボトルは重くてやや使いにくかったです。

シャワーにして頭を洗うときは片手でペットボトルを持ち、片手で頭を洗うことになるので、500mlサイズじゃないと手が疲れます。

下の方に穴を開けて水道のように使う場合だと2Lの方が圧力がかかっていいですけど、日常使いで消費していくローリングストックを考えるとやっぱり500mlや600mlぐらいのサイズが使いやすいです。

ちょっと外出する時や登山に行く時にも手軽に持って行けるので、僕は2Lの水の備蓄はやめて500〜600mlの水を備蓄するように変更しました。

チキンラーメンは水で作ってもうまい

ガス缶とアウトドア用バーナーがあるのでお湯は簡単につくれますが、余震でびくびくしてる時に火を使うのはちょっと怖い。なので袋麺も水で作ってみて美味しいか確かめておきました。

カップ麺や袋麺を水でつくる方法

Yahooの防災ページによるとカップ麺や袋麺を水でつくる方法は以下のように紹介されていました。

カップ麺

  1. 粉末スープがあれば、先に入れる。
  2. 水を注ぎ、ほぐれるまで待つ。
    1. 細麺のラーメンなどの場合は15分ほど。
    2. うどんなどの場合は20分以上。

袋麺

  1. 袋麺を開封して水を直接注ぎ入れる。
  2. 15分間待つ。倒れないようにペットボトルなどに立てかける

袋麺は切り口にそって横に開けるより上部を開けた方が、麺が水に浸かって作りやすいです。(ついいつものクセで横開けしました)

カップ焼きそば

  1. 麺が隠れる程度に水を注ぎ、20分待つ。
  2. 水を捨てて液体ソースをからめる。

うまかっちゃんは油を入れるとまずい

うまかっちゃんみたいな油を入れるタイプは水で作ると不味かったです。油を入れないで粉末調味料だけ入れるとまあまあ美味しいです。水に浸けても一部は硬かったりしますが、バリカタだと思えば全く問題ない。

一方チキンラーメンは「まんまチキンラーメンの味」で普通に美味しかったです。

固くなる箇所もなくて水で戻しやかったです。

水でつくる袋麺は麺自体に味がついてる方が美味しく作れるかもしれません。

カップ麺が1つでもあれば皿として使えた

袋麺しか常備してなかったので、一生懸命袋を立て掛けながら水で作りましたけど、カップ麺があれば余った容器を皿として使えたなと思います。

ひとつはカップ麺かカップ焼きそばを常備しておくと便利です。

試しでやってみるなら3日で充分

お試しでやってみるなら1週間もチャレンジしなくても大丈夫だろうということに早めに気づいてしまいました。

備蓄食料と水が足りるのか判断するのは

  • 3日で十分

です。

3日間で、髪を洗う・体を洗う・食器を洗う・食事量の満足度・水がどれぐらい必要か・などなどが分かります。

4日目からはほぼ惰性でしたが、とりあえず試してみたのはいい経験になりました。

「備蓄してある食料で1週間は生活できる」という自信が持てます。

袋麺は最終日以外は水で作っていたせいか、ガス缶は1本で足りました。白湯とコーヒーは飲んでたんですけど結構長持ちするんだなという発見もできた。

3日間備蓄食料チャレンジとして毎年のルーティーンにしようかな。