ユニットバスの部屋に引越しました。
風呂・トイレ・洗面台が一緒になった、3点ユニットバスというやつです。
何度も引越してきたけど意外にもユニットバスの物件は初めて。(今の部屋は家賃の安さが決め手です)
ホテルに泊まった時にユニットバスは体験しますけど、せいぜい1日2日ぐらい。
毎日住むとなると「ユニットバスで生活できるかな」と多少の不安はありましたが、ある程度快適に過ごせるようになってきました。慣れたら何でもないですね。
ユニットバスをハックして少しでも快適にしてやりましょう。
もくじ
ユニットバスは基本デメリットが多いけど家賃が安いのが救い
ユニットバスはデメリットが多いです。
パッと思いつくだけでも
- シャワー前にお湯が溜められない
- 収納がない
- ダサい
- カーテンがカビる
- シャワー後に床が濡れる
- 人を呼ぶとトイレとシャワーが同時に使えない
などなど…
物件選びでは「風呂トイレ別が絶対条件」という方も多いのではないでしょうか。
SUUMOの調査によると、付いていて当たり前・付いてないと部屋を借りないと思う設備ランキングで「バス・トイレ別」が1位になります。びっくりしたのがエアコンよりフローリング(畳じゃない)よりもランクが高いということ。
全体の64%の人がバス・トイレ別じゃないと部屋を借りないと考えているようです。
そんな人気のないユニットバスの数少ないメリットが、
- 家賃が安い
- トイレ掃除が楽
です。
家賃が安い
1番のメリットは家賃が安いこと。
風呂トイレ別の快適さと毎月の家賃の安さはトレードオフ。
ユニットバスの物件は人気がないのでその分家賃は相場より低くなってます。
東京で賃貸物件を探してる時、同じ条件で頭ひとつ安い物件は大体ユニットバスでした。築年数が古い物件に多いというのもあるけど。
単純に家賃が安いこと以外にも物件の条件が良かったりします。
例えば風呂トイレ別は木造だけどユニットバスはRC造(鉄筋コンクリート)だったり、駅から近かったり。
トイレ掃除が楽
便座もトイレの床も丸っとシャワーで水洗いできるので掃除はかなり効率化できます。
便器が丸洗いできるのはめちゃくちゃ衛生的だと思う。
節水シャワーヘッドを使ってるのでシャワーの水流も強くて汚れも落ちそう。なのでトイレハイターとか不要になるかな?とかも考えてます。
トイレトラブルにも強いです。
僕は引越しすぐにトイレを詰まらせたんですけど、これが普通のトイレで床がびちょびちょになってたとしたら、、、この時はユニットバスで良かったと本気で思いました(笑)
ユニットバスを快適に使う
不便な3点式ユニットバスが少しでも快適になるようにします。
- シャワーカーテンは不要
- 防水便座シートを使う
- トイレットペーパーのストック置き場を作る
- トイレットペーパーホルダーを移動可能にする
シャワーカーテンは不要
とりあえずシャワーカーテンは取っ払いましょう。
- カビが生える
- 掃除が手間
- シャワー中に身体に触れると気持ち悪い
- 開放感がなくなり狭く感じる
特にカビの温床になり得るのがイマイチです。カビを気にしてこまめに掃除するのも面倒だなと思います。
シャワーカーテンはなくても意外と問題ないので、モノを少なくするという意味でも不要です。
でも、カーテンが無いと便座側に水がかかることになるので、その対策をしましょう。
防水便座シートを使う
シャワーカーテンが無いので、便座に水がかかります。
気をつけてシャワーを浴びればそこまで水はかからないんですけど、いちいち気にせず大胆に浴びたいですよね。
通常の便座シートは水に濡れるとダメになりますが、PVC素材の防水便座シートが発売されてます。どうやら介護の現場で使われることが多いみたいです。
防水タイプの便座シートを使えば、シャワーで濡れても大丈夫だし便座も冷たくなくて快適です。
シャワー後に換気扇を回しておけば1時間ぐらいで乾燥するし、気になるならシャワー後にタオルで水気を軽く取ればすぐに乾きます。便器のフタを閉めておけば水に濡れる範囲も小さくなります。
色がグリーンとかイエローとか派手なものしかないのが気に入らないけど、しょうがない。
便座シートなんて貼らなくても座るところにトイレットペーパーを数枚置けば全く問題ないし、少し潔癖症の僕は外出先のトイレではそうしてるんですけど、今の部屋のトイレはとにかく詰まりやすいので仕方なく派手派手便座シートを設置してます。
トイレの水流に問題がない場合は便座シートは貼らなくても大丈夫だと思います。
結構高いのが難点、、、僕が買った時は楽天で3,000円ぐらいしました。
トイレットペーパーのストック置き場を作る
ユニットバスは収納がないのも大きなデメリット。
風呂トイレ別の物件なら、トイレットペーパーの在庫などトイレを物置として使うことができますが、ユニットバスならそうもいきません。
僕も前の物件ではふるさと納税でもらった大量のトイレットペーパーを保管してました。
大量の荷物を置くことはできませんが、ユニットバスでもトイレットペーパーの在庫を置くために100均アイテムでDIYしました。
↓こんな感じの何の変哲もないユニットバスに、、、
↓天井吊り下げ式の収納を設置できます。
↓材料
作り方は非常に簡単で、マグネットフックにチェーンと網(商品名:ワイヤーラックスリム)を取り付けるだけ。
ユニットバスは全面マグネットが張り付くようになってるので便利です。
もう少し重たいモノも収納したい場合は、チェーンの数を増やすか、マグネットフックを強力なものに変更しましょう。
僕は吊り下げ時1.5kgまで耐えれるマグネットフックを使用しましたが、パイプユニッシュなどは置けませんでした。100均には吊り下げ時2.0kgまで耐えれるもう少し強力なタイプもあったので、そちらの方が安心かもしれません。
トイレットペーパーホルダーを移動可能にする
シャワーカーテンなしでも意外とトイレットペーパーは濡れないんですが、「ペーパーに水かからないかな」と気にしながらシャワーを浴びるのも嫌ですよね。
トイレットペーパーが濡れる問題は
- 普段は外に置いておく
- トイレットペーパーホルダーを取り外し可能にする
という方法で解決できます。
1番簡単で手っ取り早いのは、普段は外に置いておいてトイレを使う時だけ持っていくようにする方法です。こうしてる人が多いんじゃないかなと思います。
他にも、トイレットペーパーホルダー自体を取り外し可能にDIYし、どこでも設置できるようにすることで、絶対に水がかからない場所まで避難させることもできます。
↓普通は下の方にあるから水がかかりやすいけど、、、
↓一時的にめちゃくちゃ上の方に移動してみた!
マグネットで張り付いてるだけなので、どこでも移動が可能です。
ユニットバスでシャワーの水がトイレットペーパーに当たる😢
— うさころ🐰ゆるミニマリスト× FIRE目標 (@Int314) March 14, 2022
100均のマグネットシールを使ってトイレットペーパーホルダー自体を移動可能にしてみた。
しょうもないDIYだけど地味に便利。
磁力が弱くて乱暴に扱うと落ちるのが難点… pic.twitter.com/RfJvAiO4Z9
シャワー中はユニットバスの外に置いておくこともできますよ。ホルダーごと移動できるのでいちいちペーパーをホルダーに取り付けなくていいです。
ネジを外してマグネットプレートを貼り付けるだけで簡単。
ユニットバスはすぐ慣れる
あまり人気のないユニットバス賃貸ですけど、工夫次第で多少の快適さは確保できそうです。
割とすぐに慣れるので家賃を低く抑えたい場合にいいと思います。
固定費の中でも特に大きな支出になる家賃を低く抑えられるし、「めちゃくちゃ不便で仕方がない」って訳でもないのでコスパはいいのかも。