うさぎを飼っていると引っ越し・帰省・旅行の時にどうしようか悩みますよね。
帰省と旅行だったらペットホテルに預けるのもありだけど、犬猫が多くてうさぎ対応のホテルって少ないですし。あとどうせ帰省するなら実家の親にも見せたい。
我が家のうさぎ(ネザーランドドワーフ)は盆とか正月とか帰省のたびに東京ー福岡間で飛行機に乗っていて、これまでにJAL・ANA・スカイマークに乗ったことがあります。
今回は、国内の主要な航空会社についてうさぎを預けることができるのか調べてみました。
迷ったら
- ANA
- JAL
- スカイマーク
から選ぶのがおすすめ。
僕の1番のおすすめはJALです。
もくじ
ペットのうさぎを乗せられる航空会社一覧
航空会社 | 予約 | 手荷物カウンター での受付時間 | 1区間 の料金 | 貸出クレート |
---|---|---|---|---|
ANA(全日空) | ネット予約可 | お早めに | 4,000円〜6,000円 | 無料 |
JAL(日本航空) | 不要 | 40分前 | 3,000円~6,000円 | 無料 |
スカイマーク(SKYMARK) | 不要 | 30分前 | 5,000円 | 無料 |
エア・ドゥ(AIR DO) | 不要 | 30分前 | 6,000円 | 無料 |
ソラシドエア | 不要 | 30分前 | 6,000円 | 無料 |
スターフライヤー(SFJ) | 要電話予約 | 30分前 | 6,000円 | 無料 |
フジドリームエアラインズ(FDA) | 要電話予約 | 30分前 | 4,000円 | 500円 |
ジェットスター・ジャパン(Jetstar) | ペットNG | – | – | – |
ピーチ航空(Peach) | ペットNG | – | – | – |
バニラエア | ペットNG | – | – | – |
春秋航空日本 | ペットNG | – | – | – |
エアアジア・ジャパン | ペットNG | – | – | – |
ざっと調べたところ、うさぎ(というかペット)を乗せられる航空会社は
- ANA、JAL、スカイマーク、エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー 、フジドリームエアラインズ
でした。
会社名のリンクから各社のペット預かりについてのホームページに飛べるようにしたので、確認してみてください。
うさぎは機内持ち込みできない
うさぎは機内持ち込みはできません。
膝の上に乗せて移動とかできたら安心なんですけどね、、、仕方がない。金魚とか昆虫とかは条件を満たせば機内にも持ち込めるみたいです)
機内持ち込みできないのでどこに行くかというと貨物室に預けられて移動することになります。貨物室って言ってもスーツケースとか他の荷物と一緒ではなくて
- 空調の効いたバルクカーゴルームという特別な場所
なので少し安心です。
とはいえ外気温や日光の影響は受けるようなので、暑さ対策・寒さ対策はしてあげた方が良いと思います。
国際線だと機内持込できるところもあるみたいですね。
予約について
僕がよく使うJALやスカイマークは予約不要です。
飛行機に乗る当日、直接手荷物カウンターに行って手続きをします。
ANAは事前にネット予約もできるし、予約なしでもOKみたいです。
航空会社によっては事前に電話で予約しなきゃいけないところもあります。
うさぎを連れて30〜40分前に手荷物カウンターへ
うさぎを連れて手荷物カウンターで手続きします。
大体どこの航空会社も
- 30〜40分前に手荷物カウンターに行き
- 同意書を書いたり
- 料金を払ったり
します。
同意書は事前にホームページから印刷もできるし、その場でもらうこともできます。
『特別なお手荷物の窓口』がある空港ではそちらへ、ない場合は通常の手荷物カウンターに行きます。『特別なお手荷物の窓口』は羽田空港にはないけど福岡空港にはありました(福岡空港も無くなってました…早くて便利だったのに)。
盆とか正月とかの連休時は混雑して並ぶので、早めに行った方がいいです。空港のスタッフさんもクレートを用意したりわちゃわちゃしていつも大変そう。
うさぎの事を考えると、早く行った方が良いのか、ギリギリまで一緒にいた方が良いのか悩ましいところ。我が家のうさぎは飼い主がいなくても平気な感じなので、早めに手続きしてます。
料金はだいたい片道6,000円ぐらい
料金は片道6,000円ほどです。
ANAとJALは近くのフライトだとちょっと安くなります。
往復で12,000円の出費になるので、平日の安い日だと人間よりうさぎの方が高くなりそうですね(笑)
クレートは貸してもらえるけど自分のを使うのが良い
各社で貸出クレートを使うことができますけど、うさぎのストレスになると思うので自分で持っていったクレートを使うのが良いかと思います。
持ち込みクレートの規格については、ANAは明記してあって「IATA(国際航空運送協会)の規定に適合したケージ」になります。
・ 硬いプラスチックや金属など、強度のある素材でつくられ、頑丈で屋根がついた航空輸送に耐えうるケージ。
・ 布製のキャリーバックや厚紙、ダンボールなどでつくられたものでない。
・ 車輪付きの場合は、取り外しが可能なもの、もしくは車輪が固定できるもの。
・ 側面に換気用の窓が備わっているのなど、通気性のあるもの。
・ ペットがケージの中で立つ、座る、寝そべる、回転できるなど、十分に動けるスペースがあるもの。
IATA(国際航空運送協会)の規定
他の会社は「鍵がかかって布製でないもの」みたいな感じでちょっと曖昧で会社によっても違います。
実際、スカイマークを使った時は前回はOKだったクレートが今回はNGなど、スタッフさん次第な感じがありました。
一度航空会社に自分が使ってるクレートでOKか確認しておくのが安心ですかね。
↓AmazonでIATA規格対応と明記してあって、うさぎ用(すのこ付き)な商品はこういうやつです。
JALはクレートを2重にしてくれる
JALの場合はまた特殊で
- 持ち込みクレートをJALのクレートのなかに
入れてくれます。
クレートINクレートで、2重の状態!(最近はスカイマークでも同じ対応を受けました。)
たとえIATA規格の丈夫で鍵がかかるクレートを持っていっても、そのクレートごともう一回り大きなクレートに入れられます。(JALに確認しました)
この対応はげっ歯類だけで、犬や猫は普通にそのまま使ってます。げっ歯類は歯が強いから2重にしているとのことでした。
なんか分からんけど安心感はすごいですね(笑)
↓僕がいつも使ってるキャリーはこれです。
実際に手荷物カウンターで預ける時の様子
実際に手荷物カウンターで手続きする時の様子です。
↓JALの手荷物カウンター
うさぎのキャリーバッグごと入れてくれます。
中型犬サイズのクレートに入れてくれる時もあれば、時々げっ歯類専用のクレートにも入れてくれます。(職員さんやクレートの在庫で変わる?)
危険物チェックはキャリーバッグに入ったまま受けます(映画とかで見るハンディータイプのあれ)。スノコが金属製なのでピーピー鳴ります。
中型犬サイズのクレートでも入り口からはそのまま入らないので、側面のネジを外して上から入れることになります。ネジは手で簡単に回せるタイプなので、いつも手伝ってます。
↓スカイマークの手荷物カウンター。こんな感じでネジを外して上から入れます。
最近はスカイマークでもクレート2重の対応で乗りました。職員さんによって違うかも。
うさぎを飛行機に乗せる人は少ないみたいで職員さんもあたふたしがち、、、これを言って業務効率化
犬や猫ならまだしも、うさぎを飛行機に乗せる人は少ないみたいです。毎回職員さんがちょっとだけあたふたしてるんですよね。
特に2重にするクレートを持ってきてもらってもサイズが小さくてまた取りに行くとか申し訳なさすぎです。
そこで僕は職員さんのお手を煩わせない為にも以下のことを言ってます。
- 中型犬ぐらいのサイズのクレートに入れてもらってます
- クレートのネジを外して上から入れてもらってます
- キャリーの中は金属製のスノコがあります
- リードは着けてません
大体これぐらいのことを言っておけば話がスムーズです。
ANAとJALにはペットサービスがある
ANAとJALには独自のペット用サービスがあります。
ANA|ANAペットパスポートアプリ
ANAの場合は、5回乗ると1回無料になるサービスがあります。
そんなに頻繁に乗るのか微妙なところですけど、アプリのペットパスポートは可愛いですね!
JAL|JALペットマイル
JALの場合は、1回につき500マイルたまるサービスがあります。
1マイルの価値は2〜3円と言われているので、1,500円ほど割引されるイメージですかね。
登録すると顔写真つきのカードがもらえるんですけど、これが可愛くて良いですよ!
しっかりしたプラスティックでちゃちくないのでオススメです。
おすすめはJAL・ANA・スカイマーク
うさぎを乗せるおすすめの航空会社は
- JAL
- ANA
- スカイマーク
です。
全部乗ってみたけど、対応も良かったですし、JALとANAはペット専用の特典まであります。
特にJALは1番のお気に入りで
- マイルがたまる
- うさぎ用のマイルカードが可愛い
- げっ歯類専用クレートまであるし、なんか安心
- いつも親切丁寧
ってところがいいです。
実際にうさぎを飛行機に乗せて帰省した時の流れはこちら。>>うさぎを飛行機に乗せて帰省した